PCのメインブラウザとしてVivaldiを使用しているが「このサイトにはアクセスできません」というメッセージが表示され不特定多数のサイトにつながらず、アドセンスなどの広告画像もリンク切れのようになって表示されない現象が頻発していた。
非常に困るので解決方法を探したが具体的な方法をネットで見つけることができなかったが、ようやく解決できたので同じ不具合で困っている人がいるかもしれないのでその手順を書きたい。Chromeでも同じ不具合が発生していたがこの方法で解決できた。
起きた現象
ネットを閲覧していると「このサイトにはアクセスできません」というメッセージが現れ、何度かリロードするとようやくつながるという不具合に頻繁に遭遇していた。
さらに、アドセンスやその他の広告画像がリンク切れのような状態になり表示されないという不具合も同様に起きていた。これらの不具合は特定のサイトに限った現象ではなく不特定多数のサイトで起きていた。
楽天市場のような大手サイトでもほぼ100%、一度のアクセスでは画面が表示されず何度も再読み込みをしてようやく表示された。もちろん楽天以外でもこのような現象が起きた。
ネットで対処法を見つけられず
Vivaldiには便利で強力なアドブロックとトラッキングブロック機能が付いているので、最初はこれがうまく動作していないのかと思った。
しかし自分の環境ではデフォルトでは両方ともOFFにしてあるのと、Chromeでも同様の現象が起きるのでVivaldiに起因した不具合ではないと推測。
JavaScriptを制御するような拡張機能は入れていなかったので拡張機能が原因ではないような気もしたが、念のため全部停止にして試したが状況は変わらなかった。
ネットで調べるとキャッシュとクッキーをクリアすると良いと書かれていることが多かったが、それを試しても不具合は解消されず。
DNS設定を変更?
Vivaldiのセキュリティ設定画面でDNSの設定を変更すると良いと書いている人もいて、試す価値がありそうと思ったが、設定画面に進んでもそのような項目を見つけることができなかった。
解決方法
結論を先に書くと、Vivaldiの通常の設定画面とは別の、Chromeのような設定画面に入ってDNSプロバイダを変更すると解決する。
手順 1
Vivaldiのアドレスバーに次のパスを直接コピペしてエンター。
するとVivaldiの通常の設定画面とは違う、Chromeと同じデザインの設定画面で「dns」という文字列を検索した結果が表示される。Vivaldiにとっては裏メニューのような設定画面だと言える。
パスの最初のchromeというのは誤字ではないのでそのまま貼り付ける。貼り付けてエンターを押し設定画面に進むとこの部分が即座にvivaldiに置き換えられるが、最初からここがvivaldiになっているとVivaldiの通常の設定画面に入ってしまいDNSプロバイダの変更ができない。
手順 2
パスを貼り付けて出てきた検索結果の画面で「DNSプロバイダを選択」という項目のプルダウンメニューから「Google (Public DNS)」を選択。初期設定では「OSのデフォルト (使用可能な場合)」になっている。
結果
DNSプロバイダを「Google (Public DNS)」に変更してしばらく経ったが、これまで悩まされていたサイトにつながらない、画像が表示されない、という現象には一度も遭遇していないので不具合が解決できたと言えるだろう。
同じ不具合で困っている人は一度試してほしい。
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