沖縄海遊びマンガ『海色マーチ』がおもしろい!海は怖いから気を抜くなよ!:マンガレビュー

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この記事は若干ネタバレを含みます。

沖縄海遊びマンガ『海色マーチ』を読んだ。

ジャンルとしては最近メジャーになりつつある女子アウトドア系ほのぼのマンガだと思う。2019/12月現在芳文社まんがタイムきららで連載中。

「海色マーチ」とはどんなマンガか

読んだら沖縄に行きたくなるマンガである🛫🐠✨

海色マーチ 1巻 (まんがタイムKRコミックス)

🐚海色マーチあらすじ

海なし県埼玉から沖縄の宇御島(うおじま)に引っ越してきた女子中学生と、同学年の地元少女が海遊びを通じて友情をはぐくむ姿を描いたほのぼの4コマ作品。

👧🏻👧🏻主要人物は2名の女子中学生
好奇心旺盛で積極的「小波周(さざなみあまね)」

海のない埼玉県から沖縄の小さな島に引っ越してきた女子中学生。沖縄の海を一目見てその美しさの虜になった。

好奇心旺盛で何に対しても積極的。海については知識も経験もほぼ皆無だが海が好きなのでとにかく海で遊びたい。

地元のクール美少女「比屋定珊瑚(ひやじょうさんご)」

周と同学年の地元少女で海に詳しい。シュノーケルなど海遊びが得意。普段はクールだが気が短く時に暴力的😅

⭐出会いのきっかけはヒトデ!

周は海の知識がないくせにやたら積極的なので海に関しては怖いもの知らず👹

珊瑚との出会いも砂浜で昼寝をしていた珊瑚の口にヒトデを突っ込むという完全に海をなめた行為🤣がきっかけ。

出会いのきっかけがそのようなとんでもエピソードだったこともあり珊瑚は周を煙たがるが、そんなことはお構いなしにグイグイ接してくる周の勢いにおされっぱなし。行動を共にする機会も増え海遊び以外にも一緒にショッピングに出かけるような仲になる。

💡海色マーチを読んだ感想

海色マーチは海遊びや学校など日常の描写が細かく、沖縄の生活スタイルがどのような雰囲気かがとてもよく伝わるマンガである。

全体的な流れは無茶をする周に対してクールな珊瑚がつっこむ(助ける)という展開。性格が正反対の二人のかけあいがほほえましい。沖縄に引っ越してきたナイチャー(県外出身の人)でこういう無茶なヤツ本当にいそうと思うと笑える🤣

作中では海や海の生物の危険性について説明するシーンもわりと多めに入るので、沖縄海遊びの教科書的側面もある。海についてザっと学びたい人にも良いマンガだと思う。

画力も他のまんがタイムきらら作品と比べてもまったく遜色ないハイレベル。女の子もかわいくてとっつきやすい。

✨海の描写が特に素晴らしい!

透き通った海中や熱帯魚の生き生きとした雰囲気が非常によく伝わり絵に引き込まれる。

作者のミナミト氏は地元沖縄出身とのことなので海の描写にはこだわりがあるのだろうなと感じる。作者ミナミト氏のツイートを下に貼るがぜひ購入して確認してほしい!

2巻以降では海以外の沖縄の文化なども出てくるのだろうか。僕も元沖縄県民なのでもしそうならどのように描かれるのかとても興味深い。早く続きが読みたい!

🏝️モデルになった奥武島(おうじま)

あとがきによると舞台である宇御島は実際に沖縄にある奥武島がモデルとのこと。奥武島は那覇から車で1時間もかからない場所に位置し本島に接しており島まで橋で渡れる。

💡意外と有名な奥武島

この奥武島は沖縄好きには実はそこそこ名の通った島である。もずくなどの天ぷらが有名で那覇からわざわざ食べに行く観光客も多い。

さらにダイビングでも海のコンディションが悪く他に潜るポイントがない時やダイバー講習でよく使われる場所なのである。

僕は以前沖縄で海関係の仕事をしていたので奥武島には実際に何度か行ったことがある。なじみの場所がモデルのマンガだと思うとちょっと嬉しい。

海を愛する人!そして海に興味がある人にはぜひ読んでほしい!

もちろんそれ以外の人にも読んでほしい。日常系が好きな人には強力に推したい👍✨

海色マーチ 1巻 (まんがタイムKRコミックス)

海色マーチ 1巻 (まんがタイムKRコミックス)

ミナミト (著)
海が好きな人にもそれ以外の人にもおすすめ!

沖縄へ引っ越した小波周が出会ったのは生粋の沖縄っ子・比屋定珊瑚。海を知らない周に優しく教える珊瑚…とはならず!?煽る周と殴る珊瑚。今日も海では二人のバトルが勃発中です。仲良くないけど悪くもない(?)凸凹コンビが送るマリンコメディ開幕!

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